鮎タモのバランス調整

６月の解禁に向けて鮎タモの制作を進めていますが、今回切り出した原木は幹から変則的に出た枝の一部を使用したため、柄の部分が多少短いので調整が必要です。

柄を継ぎ足す方法や鹿の角でデコレーションする方法なども考えましたが、操作性を重視して柄の長さはそのままで持った時にバランスが崩れないように重心の位置を調整しました。

手尻部分に鉛を追加することで手で持った場合の前後のバランスを調整しようと、数種類の鉛を買ってきて仮止めして試したところ、３０号の鉛で丁度良い感じです。

手尻部分に穴をあけて、埋め込みコースレッドで固定しました。

後はこの部分にステンレスのカバーを取り付けて、腰への着脱がスムーズになるようにする予定です。