続 鮎おとりカンのエアーポンプ改造
以前、鮎おとりカンのエアーポンプ改造で、乾電池式の安価なエアーポンプを改造してエアーの供給量を増やす記事を書きましたが、今日はその続きでさらにパワーアップしました。
前回の記事でも「電池を直列につなぐことでDCモーターの回転が速くなりますが、ポンプの心臓部(ダンパーと弁)が、この高速の動作で追従できない場合はポテンシャルは発揮できません。」と書きましたが、今回はこのポンプの心臓部を改良します。
右上のゴムダンパーと一体となった部分に使用されている弁の機構が貧弱で弁の開閉が渋いため、せっかくモーターをフル回転させても効率が上がりません。
そこで、熱帯魚の飼育に使用していたAC100V用のエアーポンプが4~5台倉庫に眠っていたので、このポンプの弁まわりを移植できないかと考えました。
まずは、弁の機構のみを使用してゴムダンパーは乾電池式のポンプから流用したり
弁の機構とゴムダンパーもAC100V用のエアーポンプ用を使って、エンジンのみをDCモーターにしたり・・・
いろいろ実験した結果、弁の機構は安価なポンプに使用されているものよりも、はるかにAV100V用のエアーポンプに使用されているものが動作は軽く、密閉性も高いので採用決定!!
ただし、ゴムダンパーはAC100V用は肉厚が厚く少し硬いのでDCモーターで駆動させると動作量が落ちるようです。
そこで、AV100V用のエアーポンプに使用されている弁の機構のみを移植することにして、早速分解開始。
以前の弁とは構造が違うので、固定する場所も変更!!
本来、固定するためのガイド内部には入れられず、ホットボンドで接着しました。
ホースを取り付けるパイプの部分も加工したのと、おとり缶のフタに挟みこんでおとりが弱ったなんてことが無いようにハードチューブを取り付けた関係で、ホースを上へ出すことができず正面から出てます(滝汗)
以前のポンプの改良時と同じ方法でナイロン袋が満杯になる秒数で比較したところ、改良前20秒、改良後10秒と倍増^^
動画を撮りそこなったので、写真だけですが・・・
えーーーと、写真では違いがわかりませんかねーー
それにしても、車で移動中はシガレットから12Vを接続してパワーもある2WAYエアーポンプを買ってくれと事務局長に頼んだけど・・・来シーズンには間に合いますかぁ~^^;;