Nさんメジャーで泣尺 前篇
少し前の記録で申し訳ありません。事務局長の今シーズン最後の釣行記録です。
9月20日から、今シーズン最後の鮎釣りに球磨川へ行ってきました。
今シーズンは数が今一だったので、その分型が良いだろうと言うことで、もちろん、尺鮎狙いです。
朝4時過ぎに川の状況を確認すると、前日人吉地方は雨が降っており、20センチの増水です。にごりが気になり、ライブカメラで確認できる朝7時に再確認。ライブカメラでは下流域に濁りが入っているように見え、出発を躊躇していると、
宮崎支部のメンバーから、
「球磨川に着いた。川は笹濁りだが、何とか釣りはできそう。」との報告が。
「でも雨が降っているので、おとり屋で待機中。」とのこと。
福岡でグダグダしてても状況は変わらないので、流心会メンバーとにかく出発!!
出発が遅かったので、どこも空いてないよねぇ。と言いながら、11時過ぎに熊太郎の瀬に行ってみると、
「あれっ、空いてるジャン!」。
ま、あせっても仕方がないので、まずは腹ごしらえ。
昼を過ぎた頃から、おとりに10号おもりを付けて瀬尻を攻めるが、なかなか釣れない。
粘っていると、ガッ、ガァ~ン。来ました!!
背掛りか、良く走ります。よ~し、と寄せて、いよいよ取込み。
水中糸を掴んだ瞬間、プッツン。
やってしまいました。水中糸0.8号という油断と一匹目の焦りで、つまみ糸ではなく水中糸を掴んだのが仇に…….。
この終盤の一匹は、貴重です。逃すのは痛い。しかも親子丼。しばらく、茫然。
気を取り直して、仕掛けを替えて瀬を攻める。が、当たりが無い。
オトリが弱り、オトリを替えて瀬の少し上にオトリを沈めると。ガッツ!!来ました。
熊太郎の瀬の下の瀬、ここで来ました。
今度も良型のようです。今度こそは、取らなければ。瀬の下の流れの緩い所に寄せて、慎重に取り込みます。尺か?良く走ります。前の反省からつまみ糸を何とか掴もうとしますが、なかなか掴めません。鮎が足に絡みそうで、鮎の走りにつられて身体がその場で回ります。他人から見ると何回ってんの?と思われそう。でも当人は必死です。必死。やっとタモに収めると。
デカイ!! 尺は有りそう。
ようし、もう一匹。でも、なかなか、来ない。
巨鮎が入っている引き船からオトリを取り出す度に、巨鮎を逃がすのではないかとヒヤヒヤです。心臓に悪いので、巨鮎を引き船からおとり缶に移します。これでオトリ交換もゆとりを持ってできます。
オトリを再び替えて、トロを釣ると、あれ、オトリが良く泳ぐなぁ。あ、来てる!
尺クラスではありませんでしたが、27センチクラスを一匹追加して、本日は終了です。
早く、旅館に行って巨鮎を測らなければ。
楽しみです。