球磨川急流下りの名セリフ
球磨川名物と言えば、急流下り・ラフティングとありますが
私は木造の川船で急流を下る、川下りのほうが好きです。
その理由は、川の淵では
、
♪おどま盆ぎり盆ぎり~盆から先ゃおらんど~
盆が早よ来りゃ早よもどる~♪
と女性の綺麗な声で歌を流しながら、のんびり下っていきます。
このような急流に入る前には、女性の綺麗な声でガイドの
名セリフが聞かれます、、、♪ここは梨の瀬でございま~す!
その向こうの急流は梨の瀬の小俣と呼ばれていま~す!
梨の瀬を下ると、すぐに二俣の瀬が続きまあ~す。
川の水しぶきが掛っても、けっしてお立ちにならないで
くださあ~い!
昔からここいらでは水がかかる人は、いい人と申しておりまあ~す。
(このセリフは水もしたたる良い男の意味か????)
としゃべりながら、木造の川船は下っていきます。
*注意:写真は二俣の瀬ではありませんので誤解のないように!
船には2名の船頭が操船しており、おもての船頭は長い板を使い
船の下る方向をコントロールしています。
ともの船頭は、ひたすら櫓漕ぎで、方向とスピードをだす役目が
あります。
時々、鮎釣りに集中していると船が下って来るのに気づかず
船のおもての船頭が、鮎釣り師に対し、ピイイ~~~!と
大きな笛で合図を出します。
あわてて、オトリの鮎がついてる仕掛けを引き上げると、
船のお客さんが、オトリ鮎を見て一斉に、
オッオッオ~オ!釣れたあ~~!と叫び声を出します。
観光客の皆さんをだましたまたいでスミマセン!
鮎釣り師と観光客の皆さんとのコミニュケーションです。