おとり缶の友(笑)
2017/06/25(日曜日) 雨のち曇り
今日は九州南部で大雨が降り、球磨川も大増水。
人吉市内では床下浸水の被害も出たようですが、空梅雨つづきで川は渇水がつづきコケは腐ってるし、農家の畑もからっからで作物に被害が出ていた中での雨。
被害がでる程の大雨も困りますが、大きな被害も無く「恵みの雨」となったのではと思ってます。
さて、今回はいよいよ本格化する真夏の鮎釣りに備え、以下のようなおとり缶の水温を一定に保つ冷却システムを自作することにしました。
amazonから以下の部品を調達^^
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いずれも中国から直送の超リーズナブルな商品でプリント板の電子回路はなんと送料込み220円、水陸両用の小型ポンプも送料込み560円でした^^
その他には100均で買ったミニタッパー
あとは、ホームセンターからアルミ製のパイプやビニールホース、木材少々
中国からの荷物は最大で2週間程度で到着するらしいですが、今回は1週間で到着
まずは、電子基板の方ですが、これは設定した温度になったら回路がONになったりOFFになったりするもので、サーモスタットと呼ばれる代物です。
今回はDC12Vの電源で使えるHiLetgo DC 12Vサーモスタット 温度熱センサスイッチ-50~110℃ [並行輸入品]を調達しました。
モーターの方も水中ポンプを調達する予定でしたが、どこに取り付けることになるか未定だったので水陸両用の【ノーブランド品】小型水中ポンプ 12V 240L/H 4.8W 最大揚程3M 実験 水耕栽培にをチョイス。
さて、早速制作に取りかかります。
まず電子基板の動作テストです。取り扱い説明も保証書も無い商品ですから、正常に動作するとは限りません(爆)
この手の製品でもググってみれば親切な説明を記事にしてあるサイトが見つかります^^;;;
今回はこちらの記事を参考にさせていただきました。
動作も良好なんで、次はアルミパイプをクーラーボックスのサイズに合わせて切断
これをビニールホースで順番につないでクーラーボックスの底にセットできるようにしました。
この部分が氷水で冷える触媒の役割を果たします。
あとは、サーモスタットの基盤に電源やポンプからのコードを接続して、超古いボロボロのクーラーボックスに取り付けました(このクーラーボックス40年くらい使ってるかも)
おとり缶に入れる吸水用のホースの先端は、鮎が吸い付かれないように小さな穴を開けました。
早速、バッカンに15リットルの水道水を溜めて冷却具合を試してみます。
水温23.5℃が21.5℃まで2℃低下するのに要した時間は15分でした。
そもそも、このシステムはひたすら冷やす目的ではなく、その時期の川の水温をセットして車で移動する最中も水温が一定に保たれることが目的なので問題ないと思われます。
今回のテストでは22.0℃になったらポンプが回転して、おとり缶からの水を吸い込み、氷水に浸したアルミパイプを通過することで冷却しておとり缶へもどすもので、21.5℃になったらポンプが停止する設定で実験しました。
それにしても2℃下がるまでの15分間で、冷却水をおとり缶へ戻す側の透明のホースは表面が結露してました。
私が購入した製品は色々な商社が販売しており若干お高いですが「日本語のマニュアル付き」や完成品もあります。
これで、この夏の移動は水温を気にしなくて楽ちんです・・・多分(笑)