流心会活動ブログ|鮎釣り・渓流釣り・磯釣り

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鮎タモ自作 完成までのポイント

    投稿者:広報室長    - 自作, 鮎釣り

自作していた鮎タモが完成したので、今までに紹介した「鮎タモ自作 その1」からの総集編として「完成までのポイント」をまとめて記事にしました。

まずは、原木探し
今回は、下の写真のモミの木を使いました。
この木の上から1mくらいを切り(天切り)、その下の左右に出ている枝を使いました。
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後で知ったのですが、次の写真のように自然に天辺から幹が出ずに枝だけが左右に出ているような原木があり、これを使ったものが高価で販売されているのです。
下の木は次回の自作用としてキープ中です(笑)
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★切り出すときの注意 枝は長めに切って持ち帰る!!
36cmのタモを作成しようと思っていたので、πから左右の枝は113cm以上あればいいし、長く切ると持ち帰りも大変だと思い、左右に60cmずつ残して切りました。
これは、丁度真ん中付近で連結するならいいのですが、いざ枝を丸めてみると、枝の太さや、曲がり癖の問題で、片方の枝を80cm使って、もう片方の枝を40cm使う(連結を中心では無い場所でやったほうが形が綺麗)場合もあり長目に切り出すことをお勧めします。
持ち帰る時には仮に矯正

★持ち帰った原木はすぐに皮を剥ぐ
放置すると皮が剥がれにくくなります。私は当日に剥がしたので手で簡単に剥がれました。
それと、乾燥する際に切り口から割れが発生するらしいので、木工ボンドで固めました。
皮を剥いて矯正

★大まかな削りだしは早めにやっておく
完全に乾燥するまで長期間乾燥させないと割れなどの原因になるとのことですが、粗削りは完全な乾燥を待たず早めにした方が簡単に削れるし、無駄な部分を削っておくことで乾燥時間を短縮することもできます。
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★連結部は短めに!!
少しでも大きな面積で連結させた方が強いだろうと、下の写真のようにカットして連結を試みましたが、連結面がぴったり一致せず苦労しました。
そもそも、太さも形も異なる左右の枝を、太さが同じくらいの場所で繋ぐので連結面がピッタリ一致するなんて神業です(笑)
個人的な自作の場合は欲張らず、ほどほどの長さで連結させましょう^^;;
今回作成してみた感じでは、3cmもあれば十分だと思います。
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★漆塗りは薄く重ね塗りする!!
ペンキなども同じですが、塗料を塗るときの基本中の基本。

1.一度に厚く塗らない!!(私の場合は、薄め液を使って絵の具みたくサラサラな液にして塗りました)
2.重ね塗りは時間をあけてから塗る(ラッカースプレイなどで塗装する場合は夏場で30分程度乾燥させてから重ね塗りすると思いますが、漆の場合は水分と結合して・・・と乾燥の条件が異なるので、今回は1日1回しか塗りませんでした)

下の写真は赤紫の漆を1回塗った直後で原木の木目が透けて見え、色合いもナスみたいです。
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★乾燥は高温多湿の場所で!!
本物の漆!?はむろに入れて乾燥させる必要があり、他のサイトではダンボール箱を使って簡易的なむろを自作している人もいましたが、私が購入した漆は「ふぐ印」の「新うるし」という商品で「むろに入れずに乾く」という商品でした。
よって、むろを作成する必要は無かったのですが、すこしでも良い条件にするため、外の物置小屋の中に水を溜めたバケツを入れて高温多湿になるように工夫しました。

下の写真は5回目くらいの重ね塗りをした頃で、表面に艶も出てきました^^
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★円周は地道に測定する
36cmのタモを自作する場合、タモの円周は113.1cmです。ピンを50本打つ場合その間隔は2.26cm・・・的な計算で紹介されているサイトもありますが、私のタモは正円では無いので下の写真のように紐を使って原始的な方法で計測しました(笑)
その結果、円周は109cmあり、ピンの間隔は2.18cmと決定!!

ちなみに、浦島本舗の説明書では「30m/m間隔に目印を着けて同封のものの頭をたたいて穴をあけて・・・」となっています。
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今回は大した差では無かったのですが、結局、定規の目盛りが1mm単位の物しかなかったので下穴を開ける場所の目印は2.2cm(22mm)ごとに付けました。
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そしてANEX ピンバイス収納式 ドリル付 0.1~3.2mm No.94などで0.8mmの下穴を開けて
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浦島本舗 玉網仕付け用ピンを接着剤を着けながら刺していきます。このピンには「かえし」が着いているので接着剤無しでもいいと思いますが念のため^^;;
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★網の取り付けは柔らかい糸が良い
最後にタモのサイズに合った替え網を探して取り付ければ完成ですが、網の耳目とピンの耳を通すときに硬いと苦労します。
ピンに添付されているのはモノフィラ糸の7号でしたが、万が一フィールドでこの糸が切れると厄介だなぁーと思って、ステンレス製の単線を使いました。
0.45mmの線を使ったのでピンの耳を通した直後に網の耳目を通すのが難しく大変でした。細いとメタルと同じく折れ癖で簡単に切れてしまうので、どうしてもステンレスを使う場合は単線ではなく細いワイヤーがお薦めです。
ここは、太目のフロロカーボンでも十分かもしれません。

私は、36cm 2mm目の手すき替え網 ライトブルーをチョイスしました!!
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自己満足^^

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