球磨川の鮎釣り調査結果と翌日の一ツ瀬川の状況から導いた答えは・・・
2015/08/14(金) 曇りのち晴れ
球磨川での撃沈で折れかかった心を癒すために選んだのは一ツ瀬川でした。
川辺川は球磨川へ行ったついででも寄り道できますが、一ツ瀬川はなかなかそうも行かないので足を伸ばしてみることに!!
一応金曜日で平日だし、お盆休みなどの夏季休暇を取っている人は家族サービスで鮎釣りなんかに来るはず無いから釣り人は少ない!!
たとえいたとしてもどこでも空いているはず!!
とお気楽な考えで宿で朝飯を食べて出発したのでオトリ屋へ到着したのはam7:30頃
どこが釣れそうかたずねると、前回の大水の後、やっと水がなじんできた頃に某電力会社が砂防ダム??を開けて土砂を流したせいで、鮎が下流の浅場へ移動したらしい。
具体的な場所を聞いてカリコボウズより下流の橋へ移動したのはam7:50
橋の上から様子を見ると・・・
下流も人・ひと・ヒト
まー関東なんかに比べるとガラガラじゃんと起こられるかも知れませんが、九州じゃ、この程度の空間が無いとまともな鮎釣りは出来ないので、この隙間に割り込むような強引なことはしません。
仕方無いので、来る途中に空いているのを確認した中学校下の瀬尻へ移動
生コン下で釣りをしている人へ挨拶し、上流に入ることを了解してもらい何とか場所を確保できました^^;;
上の写真のように瀬尻は空いていましたが、礼儀正しい流心会は一言挨拶してから入ります!!
こんな状況でも、あそこは俺が(俺らが)釣ろうと思っている場所だからダメダメと蹴散らされる場合もありますが、おそらくそういう方は地元の人では無いようです。
生コン側から中学校下の瀬尻へ移動する途中、生コンの浅い瀬肩が気になった広報係はここで少し流してみることにして、漁労長だけが背尻へ移動。
広報係はオトリを放って1分も経たないうちにガガッと元気な野鮎をゲット
しかし、その後はバッタリで、浅いチャラ瀬や上流の深場からのカケアガリを探っているとやっと2匹目・・・と思いきや、追いが弱かったのか直ぐに針ハズレ。
どんどん上がって上流のやや押しの強い深場を泳がせているとコツンと一発!!
ひょっとしたらエビかなぁーと半信半疑で竿を立てると一気に走り出し、やっとお昼前になって良型の2匹目を獲ることができました。
この良型の野鮎に交換して、再び深場を泳がせると連続で3匹目が掛かり、この深場に鮎が集まっていて・・・入れ・・・掛かり・・・突入!!
とは行かず、ここでお昼を取りました。
漁労長は瀬尻で4匹ほど掛けたようですが、連続ヒットが無く不完全燃焼。
昼食を取ったあと、中学校下の右岸に数名いた釣り人の様子を見に行くと・・・
誰もいない!!
左岸からは2人ほど竿を出しているが曲がっている様子ではない。
この情報を漁労長へ報告し、上流へ移動すると、その場所でも開始早々、広報係が1匹追加し、こんな一級ポイントなのに人がいない???
いや、朝は居たのに午前中で帰ってしまったのはなぜ??
水の透明度も高く、水上からでもハミ跡が無数に確認できて・・・
偏光グラスだと(写真は水中カメラの画像です)、そこらじゅうの石が、これ以上食む場所が無いくらい綺麗に削られているのが見え・・・
なるほど、オトリ屋の親父も言ってました。
釣れるのは朝6時から7時半と夕方5時半以降
理由は言ってなかったですが、浅場に集まっているとの情報を総合的に解釈すると、水温が高い昼間は熱中症を避け深場の水温が上がらない場所で休憩中(笑)
朝夕の涼しい時間で浅場の水温も下がりだす頃に深場からハミにやってくるのではないか!?
だから、一ツ瀬川や川辺川よりも水温が高い球磨川は釣れないし、コケも腐りやすい・・・でも日没前には良型が釣れだす。
放流数は去年より多い球磨川。
しかも解禁直後からの長雨で8月になってからが本格的な解禁状態なのでバンバン釣れるつもりが全く釣れない??
こりゃー大水で流されてしまったのか??
大水が出て間もないのに、こんなにコケが腐ってる??
確かに水温が高いとコケが腐るのが早いので鮎の成長は遅れますが、どこかに鮎は居るはずなのに釣れない??
鮎はどこに行ったのか・・・
どうすれば釣れるのか・・・
広報係は次回の釣行場所を密かに狙っています(笑)