尺鮎を目指して その2
2014/09/13(土曜日) 雨のち曇り
3連続バラシで身も心も寒くなった頃、下流へ探索に行った会長から電話
「どうやー、釣れとるかぁー」
トロ場で胸まで浸かってたのでガタガタ震えながらも、3連続バラシの報告をしてオトリの追加を依頼しました。
追加した元気なオトリを持って下流の瀬へ向かいましたが、後から見えてた釣り客が移動された後だったので、再度、朝入った瀬肩の早瀬から流し始めました。
すると、数分でコツン!!
弱い当りを感じたが、走らない。
かなり押しの強い早瀬だから、掛かっていれば直ぐに流れに持っていかれる・・・はず
ひょっとしたら蹴られたかぁ~と、逆針を点検しようと竿を立てると
そこからびょ~~ンと、竿がゆっくりとつの字に曲がる。
重い
水草でも絡まったか?????
とにかく、竿を折らないように、下流へ移動しながら寄せようとするが、次の瞬間
ラインが横に走る
あっ!! 掛かってる
お、重い
やっとの思いで寄せると、掛かっているのは鯖 ∑ヾ( ̄0 ̄; )
手元まで寄せたものの、身切れ、脱走・・・と3連続バラシの後だけに、どうやって取ったらいいか頭の中はグルグルとフル回転!!
これは間違いなく尺だろうと思うと、余計に過去の失敗がよぎる。
水中糸を摘んだ瞬間にプッ・・・
またタモからジャンプされるのでは・・・
舟に入れる瞬間に、頭をクルッとくねられてそのまま川へ戻られるのでは・・・
球磨川の28cmクラスの鮎までは、躊躇しなくなったが、さすがに30cmを超えると体高が違うので、見るからに大きい。
なんとしても取りたいが、焦ると失敗しそうなので、慎重の上に慎重な手順でやっと引き舟に入れた本日の1匹目
たったの1匹
されど1匹