球磨川の巨鮎は、この仕掛けで取り込む!
こんな大きな鮎がかかり強引に取り込みに入ると、鼻カンの上からプッツ~ン!
あっ!親子ドンブリじゃ~、、、、大型の天然オトリごと2匹が流されて行くう~!
経験ありますよねえ!
掛り鮎の身切れぐらいはなんとか我慢できますが、親子ドンブリはねえ!
だいたいが鼻カン仕掛けと水中糸の結束部分(チチワの結び目)らの断線です。
いよいよ9月、大型鮎がガンガン掛って来る球磨川に備え、
そこで、水中糸と鼻カン仕掛けの結束強度を上げる事にしました。
バネ秤で水中糸に負荷をかけながら0.1号のPEラインの
結び目がどれだけ耐えられるか、結束のしかた毎に測定し、
遂に最強の結び方を導き出したのです。
最強の結び方発見!
私は、水中糸はDUELのアーマードPEフロロを使ってます!
*水中糸のチチワの結び方と結束強度の実測は
号数:0.1号 強度カタログ値:2kg
これを以下の結び方でバネ秤で強度測定すると、
エイトノットs :1.0kg
エイトノットw :1.1kg
ループノットs :1.2kg
ループノットw:1.25kg
で断線しました。荷重maxカタログ値63%ぐらいです。
そこで!*水中糸にテトロンセキ糸no64あゆ・チヌ用)の
糸を(イカリ針を結んでいる)絡ませれば水中糸に
かかる負荷がやわらぐのでは!と考え、水中糸と抱き合わせ
一緒に結んでみたところ
エイトノットs :1.35kg
エイトノットw :1.4kg
ループノットs :1.45kg
ループノットw:1.6kg
の好結果が得られました。荷重maxカタログ値80%にup!
今まではエイトノットが最強の結び方と思い込んでいましたが
今回の実験でループノットwが一番いい事が導きだせました。
これで大鮎の親子ドンブリ解消です。
メタルは仕掛けを作るときに編みつけ作業が必要ですが
アーマードは捨て糸と直接結べる利点があります。
糸そのものの強度もメタルと変わらないような気がします。